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2024年8月 オーストラリア パース留学ツアー 最終日!!
2024年8月25日
オーストラリア パース留学ツアー 最終日。
フライトは夕方(17:10発)なので、元々は午後、フライトの3〜4時間前くらいに集合し空港に向かう予定でした。
しかし、今回のこのグループで、子どもたちだけでの時間を最後に作ってあげたかったこと、また、飛行機に乗るまでに時間はあるものの、物価の高い空港内のお店ではなく、リーズナブルな近郊のショッピングモールやスーパーで最後のショッピングを楽しませてあげたかったため、集合時間を早めることにしました。
集合時間は朝10時とし、まず空港に行った後に荷物を一時的に預け、その後近郊のショッピングモールに行き、ショッピングと最後の昼食を皆で楽しむことにしました。
その日の朝。
7時50分過ぎに電話が鳴りました。
Fountain College コーディネーターの Muhanmad 先生からです。
トラブルの匂いが鼻先をツンと通りぬけます。
嫌な予感がしつつ電話に出てみると…
「Fountain College と、ホームステイ先の皆さんの計らいで、集合時間が朝8時に早まった。
朝食をみんなで食べるパーティを開くから来てほしい。」
とのことでした。
まず、何かトラブルが発生したわけではなかったことに安心。
そして、金曜日に盛大にお別れ会(修了証書の授与式と文化交流会)をしてくださったにもかかわらず、そして日曜日にもかかわらずまたこうして最後の機会を、今度は家族みんな総出でしてくださるなんて、という感激。
ていうかいやいや、8時集合て。10分後やん。行けるわけないやろ。というツッコミたい衝動。
いろんな感情に襲われながらも、なるべく早く準備を済ませ、AirBnB(民泊)で借りた滞在先を急いでチェックアウトし、College に向かいました。
歩いて向かう道中。
まさか、ここまでしてくださるとは思ってもいませんでしたから、集合時間を早めて、結果としてホームステイ先の皆さんとのお別れの時間を早めたことを少し後悔してしまうくらいの、感謝の感情が一番大きかったです。
各ホームステイ先からは、毎日のように帰宅後に連れて行ってくださった場所のお話や、お宅で行われたパーティのお話、作ってくださった食事のお話などを聞いており、
今回の滞在を通して、最初から最後の最後まで、”あたたかく迎えてくださること” をずっと感じ続けられた、本当にとても素敵なホームステイの体験になりました。
皆様の温かいおもてなしが、心から歓迎され、まるで自分の家にいるように感じることができた大きな要因でした。
朝食会には、各ご家庭から様々なお食事をご用意いただいていたようでした。
子どもたちも仲良く遊んでいます。
お世話になった先生方ともお別れです。
私たちは、Fountain College に通わせていただける、そしてその学校の先生方のお宅にホームステイさせていただけるという、素晴らしい機会に恵まれました。
彼らが私たちと共に過ごした時間は、美しく、特別な文化交流が生まれ、誰にとっても忘れられないものとなりました。
貴重な時間、文化、そして温かい心を分かち合っていただき、心から感謝しています。
私たちのメンバーと、Fountain Collge の生徒の皆さん、スタッフの皆さんとの交流はどれも感動的で、ここで生まれたつながりや友情が、この1週間の滞在を超えて長く続いていくこと願っています。
また、この交流プログラムを成功に導いてくれた献身的なスタッフの皆様、その子どもたちを温かく迎え入れてくださった素晴らしいホストファミリーの皆様、何より熱心で前向きな気持ちで参加してくれた子どもたち、彼らの背中を押してくださり温かく見守ってくださった保護者の皆様方にも、深く感謝致します。
名残はつきませんが、空港に向かいます。
・・・
荷物を一旦預け、DFO Perth というショッピングセンターに向かい、それぞれショッピングを楽しみ、また、みんなで最後のランチを食べました。
ツアー開催のことを知ってから参加を決めるまでの心境の変化、
オリエンテーションで「しおり」を受け取ってから出発までの準備期間に考えたこと、
親御さんの元を離れてからパースで滞在し、再び日本に戻り親御さんに再会するまでに経験したすべてのこと、
そして、帰国後新たにできた目標など。
皆、いろんなことを考えたと思います。
勇気ある一歩を踏み出すと、きっとその先には素晴らしい景色が広がっているということを身をもって体験することができたことは、彼らのこの先の人生において、難しい決断をしないといけない時の自分たちの背中を押してくれる、そんな力強く心強い思い出になったのではないでしょうか。
また、言葉が通じなくとも心を通わせることができ、人の温かさにふれることも、与えることもできることも学んだはずです。
今回のツアーで感じたことや考えたこと、様々な人たちにしていただいたことを良い思い出としてずっと持ち続け、この先々の人生では同じくらい人に優しくなれる人まわり大きくなった自分に、また、更なる大きな挑戦にも前向きに向き合える成長した自分に、気付く日がきっと来ると思います。
皆さん、これからもいろんな挑戦を通して、たくさんの人に出会い、いろんなことを経験しましょうね!
<完>