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2024年8月 オーストラリア パース留学ツアーレポート 2日目

現地校、Fountain College での初日。

4月に行った最初の「ツアー内容説明会」から出発前の「直前オリエンテーション」までの4ヶ月は、みんないろんなことを考えていたと思います。
8月10日の直前オリエンテーションでホームステイ先の発表があり、「いよいよ感」がピークに達し、そこから親御さんの元を離れての飛行機での移動、機内や入国の英語の壁、ホストとの対面、その日の夜の過ごし方、食事の不安、そして想像しようとしても全く想像のつかない学校の雰囲気や授業の内容など。みんな、自分たちを受け入れてくれるだろうかという不安・・・。
期待もあったでしょうが、それ以上にたくさんの大きな不安があったことと思います。

今日は、登校した先でどこに行ったらいいかわからなかったり、知っている人が誰も居なかったりする不安を感じさせないように、誰よりも早く学校に行き、みんなの到着を待つことにしました。

私たちのグループの子どもたちを待っている間。
Collegeの先生方、生徒の皆さんも小さい子から大きい子まで、みんなめちゃくちゃ話しかけてくれる！！

今回の私たちグループの訪問を、ものすごく、待ってくれてた感じが伝わってきました。
こういう時、興味はあるものの何を話したらいいかわからず、遠目からチラチラ見て、せいぜい目があったらニコッと会釈するくらいしかできないものですよね。
「ハロー！」「日本から来たの？」
などなど、本当にありふれた言葉でも、”実際に声をかけてもらえる”　コミュニケーションには、とても暖かく、歓迎してくれている雰囲気を感じます。

そうこうしているうちに、少しずつ私たちのグループのメンバーも集まってきました。
みんなとても落ち着いた表情をしています。
ホームステイ先での様子も皆に少しずつ聞けましたが、早速みないい思い出ができたようです。
昨晩の食事も今朝の朝食も、みんな美味しかったそう。

とにかく、みんな笑顔。すごくリラックスした様子。
（※ほんと良かった・・・泣。めちゃくちゃ安心した・・・。）

長旅、入国、ホストとの対面、食事、そして学校。それぞれの家庭で一夜を過ごし、また他のメンバーに会えた喜びと、全ての”想像力が追いつかない不安”が無くなり、みんなとても晴れやかな表情です。
そして、この ”大冒険” を共にするメンバーのみんなは、本当にすぐに打ち解け、ここに至るまでには既に大親友のようになっています。

「みんな、しおりは持ってきた？毎日の日記を書いて欲しいから、クラスの内容や、気づいたことや感じたこと、嬉しかったことなんかをいつもメモれるようにしてきてね。」

そう声をかけるとひとり、
「持ってきたんやけど、忘れた。」
「どういう意味？」
「持ってきたんやけど、カバンを間違えた。」

勉強道具が入ったリュックと、着替えが入っているバッグを間違えて持って来てしまったようで(笑)。
みんなで大笑い！
そしてそれって、”持ってきてない”よ。忘れてきてるから。

皆体調も良さそうで、その事件以外は特に大きな問題は無さそう。

朝礼をしようと集まったところへ、トルコ語の授業を受け持っているErcan先生が。
彼は、今回の受け入れの総括コーディネーター・Muhammad先生（数学科）と共に、今回の受け入れの細かなコーディネーションを担当してくださっている方で、ホストファミリーを引き受けてくださっている方のひとりでもあります。

Ercanさんから私への最初の一言はこんな内容でした。
「みんなに聞いてほしい。何か問題なかったか。ホームステイ先でもっとしてあげられることはないか、みんなに聞いてほしい。各家庭に伝えるから。」

本当に暖かいお言葉です。
昨晩は実は、数件のホストファミリーから、子どもたちが泣いていて困りごとがわからないから話をしてほしい、といったような連絡をいただいていたのでした。
そのため、昨日のホームステイ初日の様子をまず最初に皆に聞いていました。ホームステイ先では、家族の皆さんに本当に温かく迎えていただいたこと、心配していた食事も皆美味しく頂いたこと、不安で昨晩泣いてしまった子たちも朝起きてみたら全く不安がなくなっていたことなど。
そういった話を子どもたちから聞いて安心し、どのご家庭も本当によくしてくださっていたのだと思っていたところで、さらにもっとできることはないかというErcanさんからのお声がけがあったわけです。
本当に感動しました。

現地校初日。各学年の生徒会長さんがメンバーを迎えてくれる顔合わせがありました。

クラスの案内、学年ごとにこちらのメンバーをエスコートしてくれる代表の生徒さんが連れて行ってくれるようです。

現地校初日。
とにかく皆、晴れやかな顔で登校していたことが印象的でした！

飛行機の移動、入国の英語の壁、ホストとの対面、食事の不安、そして学校の雰囲気や授業の内容。
たくさんの不安があったと思いますが、今日で「学校」と「授業」の不安がなくなり、これで今回の滞在の不安が全部なくなったはずです。

これからはもう、楽しいこと、楽しみなことしかなく気持ちも上がる一方でしょう！
さあ、全力で楽しんでいきましょう！！

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