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2024年8月 オーストラリア パース留学ツアー 現地校訪問レポート 「Fountain College」
2024年8月 オーストラリア パース留学ツアー
現地校訪問レポート
「Fountain College」
私たちがお世話になっているこちら、Fountain College の紹介を補足的に。
同じエリア(Ferndale/Lynwood, southeastern suburb of Perth)にある、Lynwood Senior High School、Bannister Creek Primary School 同様、非常に多様化が進んでいる Fountain Collegeには、およそ30の民族や文化的背景を持つ生徒が通っています。
オーストラリアで「High School」という場合、「Junior High School」に当たる 7・8・9年生(※日本でいうところの中学)、「Senior High School」に当たる 10・11・12年生(※日本でいうところの高校)がそれに該当します。
↓彼が持っているのは本日の時間割です。
7年生以上は、LOTE (Languages other than English)と呼ばれる、外国語を学ぶ授業があります。
オーストラリアの多くの学校では、在籍する生徒の状況や、その学校の方針等で、第二外国語まで学ぶところがあり、また、その言語を何にするかはかなり多様性に富んでいます。
オーストラリアは地政学的にも親日国であり、第二外国語で日本語を学ぶ学校も多くあるようです(例えば、2016年の留学ツアーでお世話になった、Queensland州の「Gilston State School」もその一つでした)。
ちなみにこちらの Fountain College では、この地域コミュニティ、通われる生徒の皆さんのご家庭のバックグラウンドから、LOTEは「Arabic(アラブ語)」と「Turkish(トルコ語)」の2つの言語を選択できるそうです。
※今回の滞在期間中にも、Arabic や Turkish の授業を体験できたメンバーも何人かいました。「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「静かにしましょう」などを学んだと言っていました。最後の言葉が、先生的には一番切実に教えたかった言葉だったのでしょうか。
さらに、「RV」という教科もあり、これは「Religion and Values」の略で、宗教、あるいは日本でいうところ道徳のような教科です。
イスラム教のバックグラウンドがさまざまなところから感じられます。
3年生のMathの授業。担任はシンガポール出身の先生です。。
Oxford Digitalという、政府から提供されているカリキュラムを使っての授業です。
しかし、シンガポールの教育事情と比べると、カリキュラム自体の縛りが緩いそうで、”どのように” 進めていくかや指導していくか、あるいは教室の運営なども、担任にかなりの権限があるとのことでした。
「ClassDojo」というシステムを使って、保護者の皆様との学習の進捗管理や、学校での達成度評価、ポイントシステムなどを導入しています。
2020年度、La Porte International School では「SeeSaw」というシステムを導入しましたが、これと同様のものです。
課題提出や授業の中でもらえる「Dojoポイント」は、2週間ごとに積算・集計され、優秀者は集会で表彰され、Prizeがもらえるそうです。
Fountain College には、別キャンパスに附属幼稚園もあります。
Kindy(Part Time。日本でいうところの年中(以下)の学年)と、Pre-Primary(日本でいうところの年長学年。フルタイム。)があります。
政府から提供されているカリキュラムに基づいて指導されており、見学させていただいた際には Pre-Primary の学年で、フォニックスのお勉強をしていました。
Fountain College のメインキャンパスでは、8棟目(??間違っていたらスミマセン・・・)建屋を建設中です。
この地域、あるいはParthにおける、こういったコミュニティのための特色ある学校の存在意義・価値が高まっている証拠と言えるでしょう。
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