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Australia Perth Tour 2019 – 3日目
Sakai English School & La Porte International School Present
Australia Perth Tour 2019
学校3日目!
YumiとShogoが通う Cycle 3(4〜6年生)の最初のクラスは、「LOTE」という、インドネシア語の授業でした。
ここPerthでは、ほとんどの小学校で、外国語として学ばれている言語はインドネシア語だそうです。
オーストラリアにとってもっとも近いお隣さんは、ニュージーランドを除くとインドネシアです。
つまり、英語圏でないもっとも近いお隣さんは、インドネシアなわけです。
そういった地理的な理由からPerth、あるいはWA(Western Australia州)では、ほとんどの学校で外国語としてインドネシア語が教えられているそうです。
高校からは言語が選択式になります。
ここPerth Individualには、インドネシア語の先生と日本語の先生がいます。
なので、基本的にはこの2つからの選択になりますが、その他の言語(French, German, etc.)を選択することもでき、その場合はなんと、オンラインで自学をし、オンラインでテストを受けるのだそうです。
ものすごく自立していますね。
この日、Narumiは、日本語のクラス(初級)に割り当てられました。
日本語の先生が作った、ひらがなのカルタ教材を使って、ひらがなを覚える授業です。
とは言っても、先生がそれを行うのではなく、先生役の子が進めていき、その他の子がその活動に参加しています。
どの授業でも、それが言語の授業であっても、子どもたちが自分たちで学ぶスタイルは変わりません。
Perth Individual では、たくさんのイベントも行われています。
今週の金曜日(8/9)は Music Festival。個人エントリーで、色々な楽器などを演奏する発表会です。
8/14は、インドネシアの独立記念日(Indonesian Independence Day)で、それに合わせてInternational Fairのようなパーティが開かれます。
実際、インドネシアの料理などを作ってきて売る子もいるらしく、今日の午前中のインドネシア語の授業の後半は、そのポスター作りをパソコンでしていました。
そして8/24は、前項のPerformance Festival。クラスごとでの出し物と、先生方の出し物があります。
今年のテーマは「Bollywood」!
体育の授業で、インドっぽい音楽が流れてきていたのはこのためでした。
そして来週は、Cycle 3のクラスは遠足でKings Parkへ行くそうです。
担任の先生と副担任の先生だけで、22人の子を引率していくの?!を聞くと、どうやら何人か保護者の方もくるのだそう。
ここ Perth Individual には、「Parent Hours」という仕組みがあり、全ての保護者が、楽器ごとに6時間、学校の活動のお手伝いをしないといけないようです。
例えば、Bollywoodの衣装作りのお手伝い2時間、朝の投稿支援1時間、などなど。遠足の引率で6時間かかったならそれ一発でOK、など。
(そしてなんと、これをやらないと授業料の extra charge があるとのこと!すごいですね。)
その他、Cycle 1 (幼稚園クラス)では、Roster(当番制)でParentsのボランティアもあります
– Reading Roster(読書の手助け)
– Craft Roster(作品作りのお手伝い)
– Snack & Laundry Roster(おやつタイム及びお洗濯のヘルプ)
の3つがあり、これまた学期ごとに1度ずつ回ってきます。
保護者もみんな巻き込んで、学校+保護者+子どもたち 三位一体で教育環境を作り上げて行っています。
遊びの時間もちゃんとあります。
写真は昼休みの様子です。
Duty Teacher (お昼休みの監視の先生)が何人か居て、子どもたちを見ています。
でも、見ている、というほど見ていません。というと語弊がありますが、要は、あまり干渉しないのです。
ラポルトで普段子どもの安全に心を削っている身としては、もう手や口を出したくて仕方のないくらい、アクロバティックな遊び方をしている3, 4歳児もいました。
危ないことをしたら怪我をする。
痛い目に逢う。
それも学び。
その学びを、周りの大人が大人の都合で止めてはいけないという思想が根底にあるのでしょう。