Gilston State School での授業3日目。
さて…
今日はまた、みんなにとって『忘れられない1日』の記録を更新した日になったのではないかと思います。
なが〜〜い1日でした。
まずは授業開始前。
実は昨日の昼休みに、私たちの面倒をメインで見てくださっている日本語クラスの先生、Kylie(生徒たちから Mrs. Doonican と呼ばれています)と、あるサプライズ企画の相談をしていました。
スクール到着初日、教頭先生が私を滞在先まで送り届けてくれたのですが、その道中に、スクールの近くに小高い丘(The Panorama と呼ばれる場所)があり、晴れた日はそこから Gold Coast が遠くに一望できる、という話を伺っていました。
早速翌日月曜日の帰宅道中に寄り道(ロケハン!)し、実際に見てみて感動!!ぜひこの景色を子どもたちにも見せてあげたいと思い、Kylie に相談したところ、彼女もノリノリで、校長先生に掛け合ってくださいました。午前中の授業の1時間を潰して、その The Panorama に行き、さらに、野生のカンガルーを見つけに行くという、サプライズ企画が実現しました。
出国前は何かと決め事が決まらずやきもきされて見えた方もいらっしゃるかと思いますが、コレなんですよ!
オーストラリアの良さは!!
おそらく、『いい感じにテキトー』なので、逆に、とっても融通が効きやすい。
楽しそうな提案をしたらすぐに乗っかってくれる気っ風の良さ!!
Kylieの車と、私の車に生徒が乗り込み、丘からの景色を見に行きました。
そしてその後、帰校道中でカンガルーを探すのですが、、、。
なかなか居ない、、、。
この時点で9:30くらいだったと思いますが、どうやらそれはもう時間的に遅すぎるよう。
午前6時頃だと、そこら辺りでどれだけでも出会えるそうですが、、、。
探し回ること約30分。
エンターテイメント感満載のGold Coastの神様は、常にポジティブな私たちをしっかり祝福してくださいました。
(※写真のちょうど真ん中あたり、奥の方に居るのが見えますか?)
その後、スクールでは、『Food』をテーマにした、形容詞、および比較級・最上級の授業を行いました。
「美味しい」「まずい」「酸っぱい」「甘い」「辛い」「暖かい」etc… の形容詞を使って短文を作る、また、現地校の方が準備してくださった”オーストラリアの”食べ物を食しながら、比較級・最上級の文を作る。
Beetroot
Licorice
Vegemite
Rice Cream
Lamington
Sausage Roll
Fruit Cheese
なかなか曲者揃いのラインナップにみんな衝撃を受けていました!笑
初めて日本に来たオーストラリアの子どもに、
梅干し
味噌汁
おはぎ
納豆
を食べさせてみたとしましょう。どんな顔をするでしょう?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
今日のみんなは、ちょうどそんな顔をしていましたよ!!笑
さてさて。
その後、みんなが待ちに待った動物園への小遠足。「Currumbin Wildlife Sanctuary」へ。
道中、大人チームのお3方をピックアップ、全員の無事を確認!!!
(※動物園のチケット売り場での写真です。ここで、やっと全員で集合写真が撮れました。)
この動物園は、単なる動物園ではなく、『Wildlife Sanctuary』その名の通り、野生の七面鳥、ペリカン etc…多くの野生動物がやってくる・あるいは暮らしている自然公園的な動物園でした。また、動物病院としても機能しており、例えばカンガルーを車で轢いてしまった場合はここに連絡することで、動物のその後の面倒は無料で見てくれるそうです。(車の面倒はもちろんみてくれませんが…)
そして!!
お待ちかねの『コアラを抱っこ』。
写真と抱き合わせで $23 という、まあまあな値段でしたが、全員が体験することに決めました。
なので、全員、コアラを抱っこしている写真(遊園地とかでよくある、台紙がついたアレ)をお土産で持っています。
が、手持ちのカメラで撮影してもいいとのことでしたが、しっかり私のカメラで全員をそれぞれ撮影しております!!
みんなにとって公平になるように、今日のところは私の写真だけを添付させていただくことにします。
さて、この時点ですでに14:20。
ホストのピックアップが15:00。
スクールまで約40〜50分。
私の計算が正しければ、1秒も無駄にせずに学校に向かってギリギリなはずです。
が、バスの運転手さんが「いいところに連れて行ってあげる」と寄り道し、連れて行ってくださった、Burleigh Headsのビーチ。
ここは、Surfers Paradise とは異なり、地元の人がこよなく愛するビーチだそうで、確かにものすごい数のサーファーがサーフィンを楽しんでいました。砂はとてもきめ細かく、『鳴き砂』で、乾いた砂浜を踏みしめると「キュッキュッ」と鳴きます。波打ち際の砂は海水を含んでしっかり硬く、貝殻も石もほとんど落ちていないため(恐らく1m四方に1個も落ちていないほど)、裸足で歩くととても気持ちがいい。裸足で走っても全く安全。
砂浜を裸足で歩くことを、地元の人は『earthing walk』と呼んでいるそうで、体に溜まった電気を放電する(アースする)という意味なのだそう。
自然を愛するオーストラリアの人ならではの感覚ですね。
(※とりあえずやっておきました。みんなでジャーーーンプ!!一人だけ、超浮いてます。)
なんとか15〜20分遅れで学校に到着し、みんなサ〜〜〜っと帰って行きました。
いやはや、本当に盛りだくさんな1日でした。
そして明日は木曜日、珍しく若干天気が崩れる予報ですが、そんなことはさておき!
お待ちかね、校長先生直々の、オーストラリアの文化体験授業です。
昨日みんなで下準備をしたアレ、です。
どんな1日になることやら!?
お楽しみに!!
P.S.
このことに触れてなかったのですが、心配してみえる方もいらっしゃるかもしれないので一応お伝えしておきます。
ホームシックにかかっている子は残念ながら一人もいません、みんな日本に帰りたくないと言っています。笑