ライティングマラソンについて

ライティングマラソン表彰者

ライティングマラソンとは、サカイイングリッシュスクール独自の仕組みで、 家庭での英語学習をサポートする取り組みです。
毎回先生に指定されるページから、単語や文章の書き取りをノートに行い、 書きこんでいる単語や文章を読みながらおこなうことでリーディングとライティングのスキルを養います。

ライティングマラソンを行う際は、書いている英語を、たとえば
a-p-p-l-e(エー・ピー・ピー・エル・イー)と読むのではなく、a-p-p-l-e(ア・ッ・プ・ゥ)と読むことで、
フォニックスの概念を自然に身につけていくという狙いもあります。

以下に、ライティングマラソンの取り組み方を紹介します。
より高い段階のライティングマラソンに挑戦してみてください。

【第0段階】名前、アルファベットの大文字・小文字

AAAAAAAAAA
BBBBBBBBBB
・・・
ZZZZZZZZZZ
と、行いっぱいに同じアルファベットを書くのではなく、必ず、
Aa Bb Cc Dd Ee Ff ・・・ Xx Yy Zzと、Aa から順番に Zz まで書いたらまた、
Aa Bb Cc Dd Ee Ff ・・・ Xx Yy Zz と書きましょう。
1度目は、ノートの裏表紙などに載っているお手本を参考に、
2度目以降はなるべく何も見ずに、「覚える」ことを意識しながら書いてみましょう。

【第1段階】教科書に出てくる単語を書きましょう

これも、ちゃんとその単語を読みながら、覚えようとしながら書いてみると良いと思います。

【第2段階】教科書に出てくる文章を書きましょう

文章を読みながら書くことで、その文章が読めるようになります。
単語だけでなく文章も読めるようになることで、英語をかたまり(「チャンク」といいます)で覚えられるようになります。

【第3段階】教科書に出てくる文章を参考に、それらの文章に出てくる単語を、教科書に出てくる他の単語に置き換えてオリジナルの文章を作って書いてみましょう

これを続けることで、文章の構成能力(文章を作る力)が身に付き、新しい文章を読む力、また、話す力も向上します。

【第4段階】教科書に出てくる文章を参考に、それらの文章に出てくる単語を、自分で辞書を使って、あるいは先生に聞いて調べた単語に置き換えてオリジナルの文章を作りましょう

これも、【第3段階】同様、自分で文章が作れるようになる非常に有効な訓練になります。

【第5段階】日記を書いてみましょう

当校のカリキュラムでは、小学校の3~4年目のコースで、「過去形」の文章の作り方・文法を学びます。過去形の作り方を学んだら、日記が書けるようになりますね。【第4段階】で、辞書を引きながら単語を調べる 力をつけ、【第5段階】で日記に挑戦することで、より高度なレベルで、自分の言葉を文章にできる力が身に付きます。
はじめはみんな、めちゃくちゃな英語で日記を書いてくれます(笑)。でも、それでいいんです!先生にチェックしてもらい、どう間違えていたのかを見直すことで、ただしい文章の構成というのがどういうものなのか、文法のことはよくわからなくても徐々に自然に身に付いて行きます。

第2段階以上のライティングマラソンを行うことで、書く力が身に付く前に、文章を読む力が付きます。また、読む力以外にも、文章の構成能力が向上するため、話す力にも効果が現れます。目標を持って、より高度な段階のライティングマラソンに積極的に取り組み、書く力・話す力の向上に努めましょう!