スクールの特徴

楽しみながら、自然に英語を身につける「TPR理論」の活用

私たちは赤ん坊の頃、日本語を覚えるのに文法から習い始めたわけではありません。とにかく日本語を聞かされて、誰もが日本語を使えるようになりました。全くおなじような事を英語にも応用するのです。このように、身体で自然に英語を覚える指導方法のことをＴＰＲ（Total Physical Response）理論といいます。サカイイングリッシュスクールの教育方針の大きな特徴の一つは、ＴＰＲ理論を取り入れていることです。

ＴＰＲ理論について、もう少し詳しく説明させていただきますと、ＴＰＲ理論とは「経験からなる音（言葉）への反応」を突き詰めた理論です。難しい表現ですが、例として「ｓｔａｎｄ　ｕｐ」という表現を上げてみると解り易くなります。例えば、目の前に居る英語の全く解らない子に「ｓｔａｎｄ　ｕｐ」と言っても理解してもらえないでしょう。しかし、両手を挙げる格好をして同じように「ｓｔａｎｄ　ｕｐ」と言えば、おそらく全員が立ち上がるでしょう。ただその子たちは「視覚」から入ってきた情報を元に立ち上がっているのであって、残念ながら「ｓｔａｎｄ　ｕｐ」という言葉は頭にありませんし、残りません。これが音による情報であるならば、それを言語として理解し、習得することも出来るのです。

人間が言葉を身につけていく初期の段階には、必ず音による情報（手がかり）の蓄積が自然に行われています。どこの国の赤ちゃんも「オギャー」と生まれた瞬間から、この音による情報の蓄積を始めるのです。これを内的言語の蓄積と言いますが、この経験を通して行われる「蓄積」が、将来、言葉を理論的に捉える際に強力な「手がかり」として働き出します。そうなると学習の効果は加速的に早くなります。その逆に。音による情報の蓄積が充分に行われていない場合、学習者は、当然、学習に多くの時間と大きな労力が伴ってくるのです。「手がかりの蓄積」が全く無いところに、「使える英語の学習をしよう」「英語を話せるようにしよう」などと言ってもこれは本末転倒な話です。

ＴＰＲ理論と言語は、言語を脳内に刷り込む作業には、切っても切れない密接な結びつきがあるのです。勿論、これは英語学習においてのみ言えることではありません。全ての国で、全ての国の人々が言葉を覚える際に、無意識のうちにＴＰＲ理論を活用して言葉を習得しているのです。 経験の中から、音の響きを脳内に刷り込み、蓄積し、言語へと変える。欧米では「Ｍｏｔｏｒ　Ｓｋｉｌｌ」ともよばれる、もっとも当たり前なこの手法をフルに活用し、サカイイングリッシュスクールの子供たちは自然なバイリンガルへ成長します。

フォニックス（Phonics ）の習得

“フォニックス ( phonics )” とは、英語圏の子供たちが家庭や学校で学ぶ「読み書きのルール」です。（直訳すると 「音声学」 となります）
例えば、「this」 という単語の読み方は、決して、t（ﾃｨｰ）、ｈ（ｴｲﾁ）、ｉ（ｱｲ）、s（ｴｽ） ではありません。本当はth（ｽﾞ）、ｉ（ｲ）、s（ｽ）と読みます。このように英語にも読み書きのルールがあるのです。このフォニックスを習得すれば、初めて「book」という単語を見た子供達でも、自然に「ブック」と読めるようになるのです。

このようにしてフォニックスをマスターすれば、英語圏の子供達と同じような発想で英語を読み書きできるようになり、英単語、英文の暗記力が自然と強くなります。

現在の日本の英語教育は、リスニングやオーラルコミュニケーションを非常に重要視しています。例えば、公立高校の入学試験にリスニングテストが20％から30％程出題されます。中学校の英語の定期テストでも、リスニングが20％から30％出題されています。50％出題されることもしばしばあります。

サカイイングリッシュスクールでは、学校でのリスニングテストに備えた授業もおこなっており、多くの生徒がこのリスニングテストで大変大きな力を発揮しています。

復習小テストで理解度のチェック。単語の読み書きや文法の定着、スピーキングの向上に努めます

前回の授業内容＆宿題範囲から毎回復習小テストを実施しています。子供たちがわかったつもりで終わってしまわないようないよう、前回の復習をテスト形式で行うことにより、単語の読み書きや文法の定着を図るだけでなく、個々の理解度を確認していきます。

また、単元ごとにユニットテストを実施しています。ユニットテストではペーパーテストに加えて、スピーキングテストを行い、単元で学習した内容がリスニングとスピーキングの側面からもきちんと理解できているのか確認していきます。

資格試験受験サポート

レベルや年齢に応じた資格試験の受験をお勧めしています。
日々のレッスンの成果を形にすることで、上達実感や自信を得ることができます

• 実用英検：日本英語検定協会主催する国内最大規模の英語検定試験
• 国連英検ジュニアテスト：合格を1級、2級、3級に分けて評価
• TOEIC：Test of English for International Communication の略で、「国際コミュニケーションのための英語力測定試験」
• TOEFL：Test of English as a Foreign Language の略で、英語を母語としない人が、アメリカ、カナダなど英語圏の大学・大学院に留学して授業を受けるために必要な英語力の習得度を測定する国際標準の英語運用能力テスト

Activity Book（宿題） + ライティングマラソン（自主学習） でライティングを強化

サカイイングリッシュスクールでは、宿題（Activity Book）に加えて、授業で習った単語や文章の書き取りなどを自分のペースで自主的に行う 『ライティングマラソン』 を実施しています。毎回先生に指定されるページから、単語や文章の書き取りをノートに行い、 書きこんでいる単語や文章を読みながらおこなうことでリーディングとライティングのスキルを養います。

また、頑張りに応じて各自のライティングマラソンカードに結果が残るため、クラスメイトと競い合いながらやる気を出して頑張ります。