オーストラリア留学体験談 2019

Study abroad experiences

2019年にサカイイングリッシュスクールが主催したオーストラリア留学ツアーの参加者体験談と保護者様から頂いたお礼状を紹介します。

小学6年生 Yくん

ぼくは、このツアーの話を聞いて、直ぐに、「行きたい」と思いました。ぼくは英語や海外の事が好きで、すごく良い機会だと思いました。しかし、自分で行くとは言ったものの、まだ実感がわいてきませんでした。ぼくは、南半球のオーストラリアという国に行く、という実感がわいたのは、出発オリエンテーションの時です。
ぼくは、オーストラリアに行くと海外の人はどういうテンションで、どれくらいの速さで話すのかが気になって、楽しみになってきました。Perthがどんな所なのかも楽しみです。
しかし、初海外なので、治安や、人と仲良くなれるか不安な所も色々ありました。
ぼくは、オーストラリアに行くにつれて、オーストラリアパースの有名なところを調べたり、よく使いそうな英語を調べてちょっと覚えたりして、いろいろな準備をしました。初海外なので、何を準備すれば良いのかあまりよく分からなかったです。
オーストラリアに行くために、もっと英語を上手くした方がいいと思いました。なので、英検4級を受ける事にしました。合格するためにたくさん勉強して取りました。
そしていよいよオーストラリアに行く当日、すごくきんちょうして来ました。これから、ケンジ先生と僕をふくめて6人で海外に行くなんてすごい事だと思いました。
オーストラリアについて1日目は、パースの観光をしたり、ホストファミリーに会ったりしました。観光は、動物園やチョコレート工場、ハニーショップに行きました。楽しかったです。いざホストファミリーに会うとなるとすごくきんちょうして、車で家に向かうとちゅうは全然何を話しているのか分からなかったです。でも、2、3日いると慣れて来て、だいたい分かるようになってきました。初めの日は本当に頭が真っ白になって、正直少しこわかったです。学校では、みんなフレンドリーで、いつも気軽に話しかけてくれて、すぐに仲良くなれました。授業も教室も日本とは違って、全然予想していない部分がたくさんありました。やっぱり海外ってすごいなぁと思いました。僕はまだ英語がペラペラじゃないので授業や他の人の話など、聞き取れない部分があって、自分から話しに行く事もできませんでした。だけど、ケンジ先生には「笑顔でニコニコしてればいい。ついてけば仲良くなれる」という言葉をもらって勇気が出ました。日本と違う文化がたくさんあって、すごくいい経験になりました。将来、絶対こういう経験は役に立つので行って良かったです。さらにオーストラリアの人たちも、日本の文化に興味がある人がたくさんいて、お土産の竹トンボや紙風船、コアラのマーチなど、絶賛してくれました。
今回のツアーを終えて、ぼくは、海外に出ても、気軽に、ニコニコしておけばいいので、勇気が大切なんだなと思いました。むこうから話しかけられても、自分が何も話さないと仲良くなれないし、自分から行かないと仲良くなれません。なので、自分から話しかけて仲良くなる力もつけなければいけないと思いました。
言葉が少し通じなくても、できるだけの事をしてアピールすれば、自然と仲良くなれると分かり、それはすごく大事な事だと思いました。これからは、もっと英語を勉強して、いろいろな国の人とコミュニケーションを簡単にとれるように頑張りたいです。

保護者様より

今回参加することに決めたのは翔護がオーストラリア研修に行ってみたいと本人から話してきたからです。私たちは全く予想していなかったので、聞いた時はとても驚きました。なぜ行きたいのかと聞いたらいろんな世界を見てみたいとのことでした。
うちは長男がオーストラリアやタイ、中国へ行き、旅の話を楽しそうに弟たちへ話していたからだと思います。
オーストラリアへ行くのは良いけれど英語話せるの?と聞いたら自信ありげに僕はそこそこサカイイングリッシュで勉強しているし、何とかなるから大丈夫と言ったのが印象的でした。勿論初めてなので驚きましたが本人が行きたいと思った時に行かせてあげたい、今なら行けるチャンスがあると思い直ぐに決断をしました。

ツアーに送り出すまでの準備ではサカイイングリッシュでツアーに参加する方の集まりを何回も設けていただいたので段々と不安も取れていきました。その中で自分に対する目標なども決めてしっかりとオーストラリアツアーを満喫するために準備をしていただいた酒井先生には感謝です。

ツアーに参加している時には、初めての海外をホームステイで過ごせるのか?思ったことを伝えられるのか?とても心配でしたが、現地での写真を先生に送っていただいて元気そうにしている姿をみたときは安心しました。また学校へ行って現地の子どもたちと勉強したり話している風景の写真や報告をいただいた時に楽しんで学校に行き友達とも話をなんとかしているのだと感じました。
ホームステイ先では中学生の子と一緒にホームステイができたのでまだ何かと安心する部分がありました。
初めての翔護にはちょうど良い環境だと思いました。

ツアーから帰ってきて翔護は何かに自信を持った様子で一回り成長して帰ってきたと感じました。
英語は話せたの?と聞いたら思ったより話せなかったけど何とか通じたみたいで、楽しそうにツアーの話をしてくれました。
もう少し話せるようになってからまたホームステイをしたいと話してくれました。

小学5年生 Nさん

わたしは、今回の留学に行くにあたって、不安な事が2つありました。
1つ目は、フライトの事です。長時間のフライトで事故があったらどうしようと思ったときもあったけど、安全なフライトでよかったです。
2つ目は、ホストファミリー、学校の人たちとうまく話せるかどうかです。話題も日本とちがうし、流行もちがうので、話題はあまり見つかりませんでした。でも、最初は自己しょうかいで仲よくなれるくらいフレンドリーにしてくれてうれしかったです。

また、楽しみだったことが2つあります。
1つ目は、学校に行くことです。現地の学校に5日行くんだから、日本の学校を5日休みたいと思いました。あと、現地の学校は送りむかえだし、宿題はないし、おやつも食べられるし、いいことばかりだと思いました。
2つ目は、休日のショッピングです。結局、おみやげ屋さんで買いましたが、それもいい思い出になりました。

準備したことは特にありません。ゆいいつ、心がまえをしたことは、留学に行くぞという意思を持つことです。お母さん達とはなれることも少しさみしかったけど、習い事や学校でお母さん達とはなれる機会があったので、あまりさみしく感じませんでした。努力したことも特にありません。

ツアーに参加しようと思った理由は2つあります。1つ目は、お母さんにすすめられたからです。楽しそうなツアーだと思い、参加しようと思いました。
2つ目は、自分の英語力を高めたかったからです。外国へ行っても通じるような発音で話した方が相手も聞き取りやすいからです。

ツアーはとても楽しかったです。ふだん運動をしない私が毎日のように公園へ行ったおかげで、今はうんていが遠くまで行けるようになりました。皮がめくれたりしたので、自分がどれだけがんばっているかがよく分かりました。そして、英語も少しだけ発音がよくなった気がします。
お金がなくなるのを心配してあまりお金を使わなかったことも少し反省していますが、それもいいけいけんです。
日本で学んだこと、オーストラリアで学んだことがこれからの未来に役立つといいと思います。

ツアーが終わって感じたことは、日本語が話しづらいことです。英語ばかり話していたので変な言葉を話したりしたので(日本語)、次は日本語を勉強しないといけないと思いました。
ツアーへ行って、新たに生まれた目標はありませんが、大人になり、英語に関係のある仕事をしたいと思います。

保護者様より

まず、今回の留学にあたり、ケンジ先生、鈴木さんには大変お世話になりました。
素晴らしい体験・素晴らしいホームステイ先をセッティングして頂き、最高の留学になった事、
1年近く前から準備がスタートしていた事、ただただ感謝しかありません。
ありがとうございました。

参加するのを決めた頃

英語を身につけ始めた頃から、いつかは留学をさせたいと漠然と考えていましたが、
初めての留学で娘一人を全く知らない環境に送り出す勇気はありませんでした。
そんな時、ケンジ先生の引率で今回のツアーがあると知り、これは!と思って、娘に参加を勧めました。
前回、前々回のケンジ先生の現地レポートを読んで、行きっぱなしではなく、こんなに細かく様子が分かるなら、
レポートを楽しみながら、安心して預けられると思ったのも決め手です。
多少は嫌がるかなぁと思った娘の反応も案外すんなりで、そんなものなのかと少し寂しくも思いました。

ツアーに送り出すまでのこと

留学先で少しでも早く馴染めるよう、オーストラリアについて調べたり、日本について説明できるようにしたり、
会話に慣れさせたりしたかったのですが、日常生活を送るのみでした。娘も、特別緊張や不安を感じている様子はありませんでした。

ツアー期間中

娘なら大丈夫だと信じて送り出したはずなのに、搭乗口に入って見えなくなった途端、夢じゃなくて、
本当に行ってしまうんだと悲しくなり、何から何まで心配になり、
この先の11日間に私が耐えられるのかととても不安になりました。
見送りのために展望デッキへ向かい、機内のどこに座っているかも分からない、見ているのか見ていないのかも分からない、それでも、
「気を付けて行ってらっしゃい。心から応援しているよ!」の気持ちが伝わればいいと、
予定時刻を過ぎてもなかなか出発しない飛行機に向かって、主人と手を振り続けました。

そして、いざ離陸。
それまでは、もしかしたらもしかすると、飛べなくて帰ってくるなんて事もあるんじゃないかと少し期待している自分もいたのですが、
飛行機が飛び立った瞬間に、あぁ娘はもう帰ってこないんだと絶望にも似た気持ちになりました。
宇宙へ飛び立った息子さんを見て、「スーパーマンになっちゃった」と話されたお父さんがみえましたが、清々しいほどに真っすぐに飛んでいく飛行機を見ながら、
親元を離れて行ってしまうなんて、知らないうちにずいぶん立派に育ったもんだ、本当にスーパーマンみたいだとしみじみ感じました。

飛行機を見送ってからは、私にとって辛い日々が始まりました。
私が勧めた留学だったのに、娘を留学させたのはどこのどいつだと、怒れるやら悲しいやら寂しいやら、
可愛い子には旅をさせよなんて言ったのはどこのどいつだと腹が立ち、それから毎日何度も泣きました。

娘との連絡手段もなく、ケンジ先生からの連絡を待つのみで、LINEの着信音がこんなに待ち遠しかったことはありません。
さだまさしさんの「案山子」が、頭の中でずーっとリピートされていました。

探してみましたが、パースのお天気カメラに映るわけもなく、娘が今どこで誰と何をしてどんな様子なのか、逐一連絡をしてくれる現地の知り合いが欲しいと本気で思いました。
ただ、もし娘と連絡が取れる環境にあれば、ストーカーのように見張って邪魔をするのは間違いなく、娘も留学に集中できなかっただろうと思うので、私にとってはこれが正解でした。

何日目かの写真を見て、あ、馴染んでる、もう娘は大丈夫だと感じ、そこからようやく私達も少し落ち着いて過ごせるようになりました。

少しずつ変化していく娘の様子を見て、もしかしてそう遠くない未来に、海外に行ってしまうんじゃないかという予感がしました。
そんな事は絶対勘弁してよという気持ちがある反面、娘の人生はやっぱり娘のもので、娘の人生を全力で応援しよう、留学でも進学でも何でもどんとこい!という覚悟が出来たツアーでもありました。

1日1つずつ、娘には少し難しいだろうと思うミッションを出しておいたのですが、それ以上の出来事が日記に書いてあり、普段娘を褒めることなんて滅多にありませんが、
今回ばかりは大したもんだと誇らしく思いました。

現地で買ったポストカードに現地で手紙を書き、なぜか帰国後に差し出したエアメール?もまた思い出です。

ツアーで変わった事

帰国してしばらくはなかなか日本語が出てこなくて、ルー大柴のような話し方になっていましたが、残念ながら目に見えた変化というものはありません。
あっという間に日常が戻り、あれ?本当に留学したんだったっけ?と、留学は夢だったのかと思うほどです。
ただ、留学した事を伝えていなかった私の友人には、「自信がついて変わったね」と言われ、もしかすると家族には分からない変化があったのかもしれません。
そして、今の様子に変化はなかったとしても、大冒険だったことには間違いなく、娘の心に大きく深く刻まれ、人生の節目節目において思い出し、人生の羅針盤になるツアーだったと思っています。
もしまた娘が留学したいと言えば、可愛い子には旅をさせよと言ったのはどこのどいつだと泣きながら怒りながら、娘を送り出すでしょう。
一緒に参加した男の子たちの未来も明るく、親戚のおばさんのような気持ちで応援しています。

今回のツアーに関わってくださった方々に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

中学2年生 Oくん

僕がこの留学経験で強く感じたことは前回と似ていて、日本の良さとオーストラリアを中心とした外国の良さです。初日に見たキングスパークからの街の風景やビーチは一生の宝になると思います。学校では、授業中にランチを食べたり、パソコンで動画を見るといった自由に生活している生徒を見て、やっぱ礼儀は日本の特徴であり、一つの良さなのかなと思いました。ホームステイ先のホストファミリーはベジタリアンで、一切の肉、魚等を外食時以外食べる事ができず、また、家族で食卓を囲って食べなかったところでも、和食などといった食事を家族、友人と笑って食べることのできる生活にありがたみを持って生活したいと思いました。前回行ったのは小学生の時で、中学生になり、積極的に友達を作りに行ったりと、英語でのコミュニケーションができるようになり、見方もかなり変わりました。次回、高校生や大学生でまた一味違った角度で日本を出て、広い世界を見たいと思いました。

高校2年生 Iくん

日本から飛ぶ前は、初めての海外に少しの楽しみはあったけど、ちゃんと会話できるのか、オーストラリアの生活に対応できるか、などの不安の方が圧倒的に多かったです。でも実際に行ってみると、ホストファミリーはとても温かい人たちで、自分の未熟な英語を理解しようと、たくさん話しかけてくれました。そのおかげで少しずつ環境にも慣れていき、オーストラリアの食事、自然、公共交通機関など、たくさんのことを知ることができ、とても良い経験となりました。今回のツアーを通して、自分の英語力には話す力が足りていないのだと思い知らされました。相手の話していることを聞いて理解はできても、それに対する応答を英語にすることがとても難しかったです。普段、学校などでは自分の意見をどんどん言っていく方の人間なので、日本語での応答ができてもそれを英語にできなかったのがとてももどかしかったです。現地での生活で、水道水が飲めないこと、お皿を洗ったあと洗剤のついたままふきんで拭き取っていたこと、当たり前のように果物を水で洗わず丸かじりすること、味付けが濃い目だったこと、電車やバスは時間通りに来ないこと、信号を守る人が少ないこと、包丁の切れ味がとてつもなく悪いことなど、食物科に通っている生徒として食に関しての驚きが多かったです。中間日ごろ急に、同級生に会って話したくて仕方ない、一種のホームシックのようなものになりかけましたが、なんとか立ち直りました。日本に帰ってきて、治安の良さや、食べ物の美味しさ、水が飲めることの幸せ、日本語の素晴らしさなど、日本の良さを改めて実感することができたし、日本に生まれて来て本当によかったと思いました。もし次外国に行くことがあったら、書くことや読むこと、聞くことだけでなく、話す力をしっかりつけてから行きたいと思いました。

保護者様より

息子が英会話の塾に入学し、機会があれば留学をさせてあげたいと常に思っており、やっと今年息子の希望を叶えてあげられるチャンスにめぐり逢う事が出来ました。
私が何をして良いのか分からないまま留学当日。息子は何も言わず、手際良く準備もし、どんどん成長してました。
ツアー期間中はホームステイ先の方や酒井先生の送ってくださる写真を見るのをとても楽しみにしていました。
日本では経験できないことを家族の一員として息子を受け入れてくださった事がとても嬉しく、また息子を一番成長させてくれた事だと思います。
この経験をした事で更に食に関して、経営に関しての目標も定まったようです。
大きな一歩を踏み出す事ができたのも、酒井先生はじめ鈴木様、スタッフ様、ツアーに参加したみんな、たくさんの方々のお陰で成長した息子になったことを感謝いたします。
本当にありがとうございました。

高校2年生 Iくん

今回の留学ツアーはとても思い出深いものになりました。
僕はこのツアーを通して気をつけていたことがいくつかあります。それは、ツアー前からケンジさんに何度も言われていた、目を見て伝えようとがんばること、そしてオーストラリアでは決して日本食を食べないこと、です。前者は、海外に行く時でなくても人として当然なことですが、オーストラリアでは普段以上に意識しました。日本では無口なほうなので、向こうでは、常にしゃべり続けていたような感覚でした。ホストファミリーの皆さんには、とても親しくしていただいて、一緒にAFLの試合をテレビで見たり、ボードゲームをしたり、休日は一緒に公園にも行きました。ホストファミリー宅は、パースでも郊外の方で、とても静かで、いい所でした。
さて、2つ目の日本食についてですが、特に衝撃的なことがあったので、コアラに触ったことより印象に残っています。初日の夕方ホストマザーさんからいきなり「日本食で何が好き?」と聞かれました。まだ距離感がよく分かっていなかったので、とりあえず「やきそば」と答えてしまいました。ケンジさんからあれほど言われていたのに、です。そのままレストランに行って、運ばれてきたやきそばを見て、店の人たちには申し訳ないですが、「なんだ、これは…?」と口からこぼれてしまいました。あれはやきそばではありません。焼肉+少しのうどん、でした。味つけも濃く、飛行機であまり眠れなかった僕は5口でギブアップ。これから海外に行くことがあっても、現地で日本食は食べないようにしよう、と思いました。
本当にこのツアーの11日間、多くのことがあり、とても書ききれませんが、とても充実したものでした。ケンジさん初めツアーに参加した皆さん、お世話になった方々、ほんとうにありがとうございました。

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